劇場版テレクラキャノンボール2013を毎日観に行っていた日記。

同じ映画を繰り返し観に行く、愛と狂気の日々の記録。

5月17日。22回目。大阪2日目。

 ロフトプラスワンウエスト2日目。この日は劇場版の上映プラスオールナイト企画の2部制!

テレクラキャノンボール2013大阪初上映&トークイベント Vol.2

まだまだやるよ!劇場版 テレクラキャノンボール2013

OPEN 18:00 / START 19:00

前売¥2000 / 当日¥2500(共に飲食代別)
夜の部+深夜の部のお得な通し券もあり→¥3300(飲食代別)
前売券はローソンチケットで発売(Lコード:59860)
前売券 SOLD OUT
《当日券の販売に関して》
当日券をお求めの方には当日17:30〜17:55に店頭にて整理券を配布します。予定枚数を超えた場合は抽選となり、当選された方のみご入場となります。当選された方のご入場は18:40からとなりますので、ステージが見えづらい席になる可能性があります。予めご了承ください。
※未成年入場不可。要身分証明書。

【出演】カンパニー松尾バクシーシ山下
【ゲスト】宮台真司社会学者)

第1部『劇場版 テレクラキャノンボール2013』まんまフル上映
第2部 カン松&バク山が語る撮影裏話と宮台真司による「これは究極の恋愛映画だ?」トークショーvol.2

http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/22876

 

  この日の上映後トークのゲストは同じ週に新宿ロフトプラスワンで行われた上映イベントに引き続いて宮台さん。この日は出てこられた時からお酒が入っていてかなりご機嫌な様子でした。

 質問コーナーでは私を含め最前列の人にマイクが回ってきたのですが、今回のイベントに来るにあたってテレクラに電話をして男性と会ってセックスしてきたという話を語る女性や、名古屋在住だけど渋谷まで劇場版の上映を観に行き、今日も大阪まで駆けつけたという男性など、皆さん気合の入り方が半端じゃない!やっぱプラスワンの最前列に座る方はタダモンじゃない人が多いですね。

  

 

 トーク終了後、お客さんの入れ替え。オールナイト企画へ。

バクシーシ山下Presents オールナイト企画

発禁絶盤アダルトビデオの夜明け

OPEN 23:30 / START 24:00

前売¥1800 / 当日¥2300(+ドリンク代)

夜の部+深夜の部のお得な通し券もあり→¥3300(飲食代別)

前売券は4/5よりローソンチケットで発売 (Lコード:59860)

※当日券あり。当日23:00より店頭で入場整理券を配布します。

※未成年入場不可。要身分証明書。

最も危険なAV監督バクシーシ山下の傑作AV(発禁&絶盤作品)上映と解説。

【解説】バクシーシ山下

【ゲスト】カンパニー松尾、他!!

▼上映タイトル(順不同)

『死ぬほどセックスしてみたかった。』【未発売/関西初上映】(1994年制作/V&R)

『SMワイドショー マゾに気をつけろ!』【絶盤】(1996年制作/V&R)

『逆ナンパしちゃった!? 青木ヶ原樹海編』【絶盤】(2004年制作/ナチュラルハイ)など

http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/22880

 オールナイトのイベントという事もあり、作品を上映しながら山下監督と松尾監督が解説を入れたり、時には映像を早送りしたりしながら紹介していくという形のイベントでした。

  0時から朝まで色々な作品を紹介されていたのですが、その中で『SMワイドショー マゾに気をつけろ!』については証拠写真を添えて書き残しておきたいと思ったので書いておきます。

 この作品は、マゾの人に自慢のプレイをして貰い、そのVTRを違うマゾの人に見せて、そのマゾの人が「私の方がもっと凄いプレイをする!」と自慢をプレイをして、それをまた別のマゾの人が見て…という、美人数珠繋ぎならぬマゾ数珠繋ぎといった内容になっております。

 解説を挟みながら当時発売された作品を上映。最後の方に差し掛かると山下監督が「ちょっと終わり方が不自然でしょ?実はこの作品の最後のパートがビデ倫で引っかかって、その部分をカットしたら発売していいよという話になったので一番のクライマックスをカットしました」と話し始め、僕達が撮った映像ではないのですがその時の映像があります、と上映したのが当時のニュース番組の映像。

 フィリピンのキリスト教のお祭りに日本のポルノビデオの撮影隊が身分を隠して参加、国際問題に。という話題を各局のニュース番組で取り上げている様子。…その問題のポルノビデオの撮影隊を率いていたのが山下監督。このニュースは日本国内だけの問題ではなく、現地フィリピンの新聞各紙でも1面で大々的に取り上げられて大騒ぎになっていたという事で、その新聞の実物も持ってこられてました。 

 これは当時の週刊ポストに載った記事。

 フィリピンの新聞各紙。

 ちなみにその舞台になったお祭りは、キリストの復活祭の日にキリストの磔を再現するというPhilippine Crucifixionというもので、参加者が本物のごっつい釘で十字架に実際に手足を打ち付けられます。釘が掌や足を実際に貫通して打ち付けられんだよ!んでその十字架を沢山の人が運んでいってぐわーって持ち上げて地面に立てたりして処刑の場面を再現してるんだけど、ニュース映像なのにナンダカすっごいカッコよかった。

 本当に大問題になったので、山下監督はその撮影以来フィリピンには行ってないそうです(身柄が拘束されたりすると嫌だから)。あと、ビデ倫も勿論その問題は知っていたそうなんですが、審査に持っていったら「問題のシーンをカットすれば発売可」という事になったそうです。…これだけニュースになったら作品自体発売不可でもおかしくない気がするんですが、問題のシーンをカットするだけで審査通してくれるんですね。当時のビデ倫は結構寛大だなぁと思いました。