7月9日。40回目。トークゲストはコムアイさん。
ポレポレ東中野での上映17日目。トークショーの出演はコムアイ(水曜日のカンパネラ 主演・歌唱担当)さん。
当日の夕方になって松尾監督からこのようなツイートが。
【お詫び】ご無沙汰です。今日、夕方で終わるはずロケが延長戦に突入したので本日の『劇場版 テレクラキャノンボール』@Pole2_theater のトークを欠席します。僕の代理はバイクカメラマンのアキヒトさん!水曜日のカンパネラ*コムアイさんとのトークです。よろしくお願いします!
— カンパニー松尾 (@company_matsuo) 2014年7月9日
松尾監督は急遽お休みになりましたが、レディースデーという事もあり、客足は好調。
【速報!チケット状況】本日20:30『劇場版テレクラキャノンボール2013』只今整理番号50番台です。残り約50席!大変混雑が予想されますので、お早めに受付をお済ませ下さい!
— ポレポレ東中野 (@Pole2_theater) 2014年7月9日
【速報!チケット状況】このあと20:30『劇場版テレクラキャノンボール2013』まもなく整理番号90番台です。一般席は残り10枚ほど(+立見席20枚)。本日は札止めになりそうなペースですので、お早めに受付をお済ませ下さい!*上映は来週も続きます!
— ポレポレ東中野 (@Pole2_theater) 2014年7月9日
【速報!チケット状況】このあと20:30『劇場版テレクラキャノンボール2013』一般席完売しました。残りは立見席が20枚ほど。そちらも間もなく完売しますので、スケジュール的に可能な方は別日をご利用下さいませ。上映は来週も続きます!
— ポレポレ東中野 (@Pole2_theater) 2014年7月9日
開演35分前くらいに受付して82番でした。
開場。呼び出しは90番で一旦止まって場内整理。その後ちびちび呼び出し。予告編無しで20:35から上映開始。
上映後、休憩を挟んでトークショー。以下、トークショーの内容メモ。
トークショー開始前の様子。この日は普段用意されていない飲み物がセッティングされていました。
松尾監督の代打のアキヒトさんとコムアイさん登場。まず挨拶。
爆レスをくれるアキヒトさん。
・ コムアイさん、冒頭に「私が映画のイベントに出る時はだいたい監督が出れなくなるんですよ」というお話。
・ コムアイさんは2月にオーディトリウムで上映されていたテレクラキャノンボール2013を観に来て、その帰りの段階で出口にいらっしゃった松尾監督にガッつき、ご自身が担当されているウェブラジオの番組にゲスト出演を依頼されたそうです。
水曜映画 DE ショー:sora×niwa|ソラトニワ|家を飛び出して、街を、人生を楽しもう
担当されてらっしゃるのはこちらの番組です。
・ コムアイさん、劇場版は5回くらい観てらっしゃるとの事。けれどもDVD版はまだ観てないという話からDVDの宣伝。
営業部長だけあって実物のジャケットを取り出し熱心にアピールをするアキヒトさん。
・ アキヒトさんが松尾監督の実の弟だというお話→アキヒトさんも以前監督をしていたというお話に驚くコムアイさん。「2009に出てますよ!」という話でアキヒトさんが出ていた事を思い出したコムアイさんが「距離が出来た」と発言。
・ 今回の作品にはバイクカメラとして参加している事について。
普段営業の仕事をしているので本当は1週間も会社を空けてはいけないんだけど社長にお願いして行ける事になった。
・ この日はレディースデーだった事もあり、女性のお客さんが4割だったというお話。だけど、上映が終わったら女性のお客さんから帰ったようで、このトークショーの時にはそんなに女性のお客さんは残っていないという話題に。
・ そこから、この作品を観るの何回目かをお客さんにアンケート。初めて観に来たという人が大多数でした。
・ コムアイさん、予告編を見た時は「くっだらねぇことやってるなぁ」と思っていた。男子校ノリが大嫌い。だけど実際作品を観たら腹は立たなかった。
「私はナレーション(のお陰)だと思うんですよ」
「テレキャノを一番見なさそうなクラスタの人の声だと思った。」
DVD版のナレーションはスチャラカ宮下さんがやっているというミニ情報。
・ 今回の作品の出走者の6人の監督の中で誰が一番好きかというのを客席に拍手でアンケート。
あまりの結果に「ツイッターなんかに書かないで下さいね」という話になってしまったので書きませんが、6人中2人の監督さんが誰も拍手をしなかったという状態だったので結構ショックを受けました。
・ コムアイさんは山下監督が一番好きだとの事。
・ アキヒトさん「余り知られてない話だが実は今回のレースの上位4人はそれぞれインドに行って、ガンジス川で沐浴した事がある。」
・ アキヒトさんは劇場版の2時間の中で3回、泣きそうになるシーンがあるというお話。
1つめはオープニングの「なぜ走る」のテロップが出る所。自分が撮ったシーンで、「良いシーン撮れてるな俺」と思うとの事。「松尾に『今回お前が行く意味が解るか?劇場にかける映像をカメラに収める為だ』と言われた。(チラシなどにも使われている画像を示しながら)この1枚を撮るために行った」
2つめは、今田監督の重要なシーンの「俺勝ちたいんだよね、みんなとレースして」という言葉。
3つめは、ラストの「つまらない大人になりたくない」というテロップが出るシーン。実は2月に上映された時はこのテロップは入ってなかった。2月に上映されたバージョンから、50箇所くらい編集を変えている、というお話。
・ コムアイさん「今年はこの2本(キャノンの他にもう1本映画を挙げてらっしゃったのですがタイトル聞き逃しました…すいません)を推すためだけに仕事をしている」
・ コムアイさん「こんな内容なのに、何故女性を馬鹿にしていないと感じるのは何故だろう?とずっと考えているのだが、まだ答えが出ない」
・ アキヒトさん「あの人(カンパニー松尾)は自分の人生すべてを映像にする所が本当に凄い。親の死も、ぎっくり腰になった事も、怪我も全部入れて、それを世の中の人に伝える。言い方を変えるとエゴの塊みたいな人なんだけど、それを作品にして消化していく作業を常にやっているという変わった監督さんで」
コムアイさん「弟がそれを営業してくれているのはアツいですね」
アキヒトさん「兄弟ではあるんですけど、監督として、映像作家として非常に尊敬しています」
・ 質問ある人居ますか?と言っても客席の誰も手をあげないのでコムアイさんがお客さんを勝手に指名して質問してもらう事に。
コムアイさん「(今回の出走者の監督6人のうち)誰が好きですか?」
お客さん「お喋りな人」
コムアイさん「ダメな女だこいつ。理由を教えて下さい」
お客さん「楽しそうだから」
コムアイさん「あいつやばいっすよ絶対。あれに付いていっちゃ駄目だと思いましたね」「その場限りでどうにかやっちゃう感じ」「コミュニケーション取れてると思っても取れてないんです」「鏡なんですよあいつ絶対。こっちがして欲しいように言える人だと思った。今欲しい言葉で導いてくれるタイプだと思って。それには絶対乗らないぞと」
・ アキヒトさんから、501を含めてアフターキャノンボールの活動をしているというお話。発表出来る時期になったら告知するのでお楽しみに、との事でした。
・ ネタバレに関する話(内容は省略)から、「世の中AVでしか動かないんじゃないかと。歌なんか歌ったって人の心は動かない」と語るコムアイさん。…ミュージシャンがそんな事言っちゃダメですよ!
先日ぎっくり腰になったアキヒトさん、やはりパイプ椅子に長い時間座っているのは大変なようで、最後はこんな感じでイベントを進行してらっしゃいました。お仕事休んでられないとは思いますが、お身体大切にして下さい!
帰宅してTLを眺めていたらこんな写真が流れてきました。 この前日に横浜アリーナで解散ライブを行ったBiSですが、解散ライブの翌日に元BiSなりのワンマンライブという入場料3万円のワンマンライブを下北沢シェルターで開催しました。その模様らしいのですが…
これがBiSの本当に本当の最後の光景です。 pic.twitter.com/N3UWxK5fi0
— たつや (@tatsuya1977) 2014年7月9日
元BiSのライブは、BiSの運命を大きく左右した全裸ライブが決行され、それをカンパニー松尾氏が撮るという、BiSなりのテレクラ・キャノンボールでした。終わり。
— holly (@deathtofalse) 2014年7月9日
BiSのマネージャーの淳之介の後ろにカメラを構えた松尾監督が居てはる!…もしかしてBiSの解散ドキュメント撮ってはるのかな。
とりあえず、この日のポレポレのトークショーのお休みの理由はBiSの3万円ライブの撮影だったという事は間違いないので、その映像がどういった形で世に出るのか、楽しみです。
ちなみに私、BiSのすっごい初期のライブ(確か2回目か3回目だったらしい)観てるんすよ(自慢)。ヒラノノゾミちゃんが緊張しまくってガックガク震えながらライブしてたのが印象的でした。メンバーもダンスも全然ダメダメで、その上歌も思いっきり口パクでひっどい状態なのに、楽曲だけが異常に良くて、出番が終わった後、お客さんが「あいつらは一体何者だ?!」と騒然としてたのを覚えています。これだけ良いオリジナル曲を複数持ってるのにセクオライブに来ているようなヘビーな層に知られてないってどういう事だ?と思って調べたら結成直後のほとんどライブをしていない状態だったという。
おまけ。そのライブで配られたBiSのフライヤー。