劇場版テレクラキャノンボール2013を毎日観に行っていた日記。

同じ映画を繰り返し観に行く、愛と狂気の日々の記録。

7月29日。60回目。大森靖子の続・実験室 〜vol.2〜劇場版テレクラキャノンボール2013生コメンタリー上映 。

  この日はポレポレ東中野での上映36日目。…なのですが、ロフトプラスワンでコメンタリー付きの上映があり、松尾監督もそちらに出演されるという事で歌舞伎町へ。

 この日の整理番号は81番。発売開始時間に取ったのにこんな番号なのか、と思っていたら、どうやら整理番号1~80番までが手売りチケットとして販売されていたようです。

 開場。1番から呼ばれていたのですが、どうやら手売り分は50枚くらいしか売れてなかったらしく、50番までの人を呼んだ後に「手売りチケットの方居ませんかー?」と行列に並んでいる人に呼びかけ、入場する人が居なかったので81番から呼ばれて入りました。

http://instagram.com/p/rB4wqAlo3s/

 入場してみると、最前列のど真ん中の席がポッカリ空いていたのでその隣に座っていた人に「ここ空いてますか?」と確認して着席。

 開場中はぬいぐるみのくまちゃんがステージにスタンバイしてました。

 19時になり、プラスワンの宣伝VTRが流れた後に開演。weekdaysleepersの曲に乗って大森さんと松尾監督が登場。くまちゃんが居た席に松尾監督が座ってしまったので大森さんが取りにいったりした後に軽くトーク

 この時、いつものように写真を撮っていたのですが、隣の席の人が動画を撮影していらっしゃって、「せめて音消して撮って貰えませんか?」と言われてしまいました。…確かに動画撮影してるのにシャッター音パシャパシャ入ってたらマズいっすよね。でも、スマホのカメラなので音が消せない為、撮影は諦めてメモに専念する事に。なので、この日のステージ中の写真はありません。

・ 松尾監督「どういういきさつでこういう企画をやる事になったのかの説明を…」

 「私は本当にこの映画が好きで、思い出深い作品なので」と説明を始める大森さん。大森さんはこの作品を観て結婚を決めたそうです。そして、旦那さんとの初デートはオーディトリウム渋谷でのこの作品の上映だったとの事。

・ 大森さんの友人の見世物小屋に出演されている女性が渋谷でこの作品を観て、その後に大森さんのライブに行かれたのですが、ライブ中もずっと泣いていてどうしたのかと思ったら「あなたのライブも良かったんだけど、その前に観たテレクラキャノンボールが凄すぎてずっと泣いていた」と言われたそうで、そんな事があったので絶対に観に行かなければと思って行ったそうです。

・ 観終わった後に松尾監督と挨拶をした時に「大森さんならコレ以上イケるでしょ?」と言われた、というお話もされてたのですが、こんな作品を観た後にそんなん言われたらそりゃ結婚くらいの大きな事しないと!ってなりますよね。

・ さぁこれから上映を始めましょうという所で注文タイム。

  大森さんはグリーンカレー、松尾監督はスパイシーカレーを注文。飲み物は2人ともウーロン茶を頼んでらっしゃいました。

・ 大森さん「今日はみんなカレーを食べると幸せになるよ」「今日はカレーをいっぱい作ってもらっています。皆さんカレーを食べましょう。」

 

 上映開始。オーディオコメンタリー付き上映という事で、松尾監督と大森さんは舞台上に残ったまま上映が始まりました。スクリーンを挟んでステージの端と端に座る形。

 上映中に喋ってた内容メモ。そんなにずーっと喋ってる訳じゃなくて所々で大森さんが松尾監督に質問したりとかそんな感じでした。

・ AV監督がこれだけの人数集まって撮影する事はまず無い。

・ ナレーションは松尾監督が書いている。

・ (梁井監督がラーメンを食べているシーンで「大好きなラーメンを」というナレーションが入るが)実は梁井はそんなにラーメンが好きではない。

・ 大森さん「松尾さん、最近はセックスよりデートしたいって言ってましたよね」

 

  札幌1日目のシーンが終わった所で休憩が入ります。

 休憩の時のステージ。くまちゃんが留守を守ってました。

 

 後半上映スタートの前に再び注文タイム。松尾監督、今度はグリーンカレーを注文。「2杯目なのでご飯少な目で」と指定されてましたが、あんな細いのに結構食べはりますね。

 

 後半の上映も終わり、休憩を挟んでトークコーナー。最初は大森さんと松尾監督だけが登場して軽くトーク

・ 大森さん「この作品を観ていないと(夏の魔物で)ディープキスとかしてない」

・ ゲストを呼びます、という事で大森さんが指名したビーバップみのる監督を呼び込みますが、最初はニセみのるの梅ちゃんが登場。501の宣伝。ぐっだぐだ。

・ その後、カメラを回しながら本物が登場。タバコの箱を使ってビデオカメラをセッティングしていらっしゃったのですが、みのる監督、その時は微かに手が震えていた気がします。

・ キャノンの札幌最終日の女の子とのシーンの裏話から大森さんが好きなみのる監督の作品やみのる監督のブログのお話など。

 みのる監督がキメセクシリーズ(大森さんは間違ってガンギマリセックスと仰っておられましたが正しくはキメセクですね)について聞かれてちょっと含みのある笑いを浮かべつつ「女優さんの演技ですよ」と答えておられたのが印象的です。…あれ。もしかしてそんなに言うほど演技じゃないのかな。乱丸作品に出て乱丸ネームを貰ったある女優さんのインタビューで、その人は乱丸の作品の中で寄り目をしてらっしゃったのでその事について質問されたら「白目を剥いてくれという指示だったのだけれども出来なかったので寄り目にした」と回答していた事があったので、こういう系の作品はファンタジー要素が強いモノなのかなぁ、という認識だったのですが、みのる監督のあの受け答えを見ているとキメセクはそうでもなかったっぽい気が。確かに乱丸作品と似てるようで根本は全然違うなぁとは感じてたんですが、「表現したい物が違う」とかじゃなくてこんなに直接的な理由だったとは。

 私、キメセクシリーズ好きだったんですよ。中でも「キメセクしよ」というタイトルになっている作品はジャケットで女優さんがタバコを燻らせていて(全部ではないんですが)、それがとても良いのでジャケ買いしてました。なので、実は501よりも淫語スモーカーの方が楽しみだったりします(とtwitter#ビーバップみのる501のタグを追っかけてないとよく解らない話を書いてみる)。

・ みのる監督の作品のラインでタバコに類するモノを燻らせる女性というテーマがあって、実は札幌の最終日の女性がそのラインだったという話が今回のトークコーナーの中に出て来てておぉ?!ってなったのですが詳しく書いてはいけない話なので省略します。

・ 梅ちゃんが色々喋っている(テレクラキャノンボール2013は今日初めて観た、という話など)と、みのる監督のうさぎと亀の話がカットイン。「うさぎは亀を見て走っているが亀はゴールを見て走っている」

・ 梁井監督も来ているという事で登場。入れかわりで梅ちゃん退場。

・ 大森さん「(梅ちゃんは)思っていた以上にいい仕事をした」

・ 梁井監督は大森さんのファンなので今日のイベントに来たとの事でした。

・ 大森さんと松尾監督が初めて会った時のお話。岩淵弘樹監督のサマーセールという作品で岩淵監督が煮詰まって松尾監督に相談したい、というメールが来たので待ってたら岩淵監督じゃなくて大森さんが来た、というのが初対面との事。


・ そんな話をしていたら唐突に「俺はね、気付いたんすよ」とみのるトーク開始。その中でみのる監督がアメリカ留学に行っていたという話が。1年間カラオケボックスでバイトしまくって留学する事になったが、向こうでストリップにハマってお金が無くなって半年で帰国したそうです。

 その時にアメリカにかぶれてしまって「満員電車とか見たら俺はこうならない、ネクタイはしめないぞ、成人式なんかにも出ないぞ」という考えになってAV監督になったそうです。

・ そこから梁井監督は何故AV監督になったかというお話に。梁井監督は大学を出て新卒でSODに入ったAV業界のエリート。みのる監督もSODに履歴書を出したそうですが、大卒じゃないとダメだと門前払いを食らったとの事。みのる監督「マネーの虎世代なのでこの人の下で働きたいと思った」

・ 「みんなそうですよ(平野監督とか、ゴールドマン監督とか、バクシーシ山下監督などの)90年代の人達の副流煙を食らっちゃった」と語るみのる監督、実は最近になって90年代のAVを観て影響を受けたそうです。

 

 休憩を挟んで大森さんのライブがあり、イベントは終了。

 イベントが終わってお会計の列に並んでいる時に松尾監督がネタバレ禁止だよ、というお話をしている時に写真を撮ったのでそれだけ貼っておきます。

 ビーバップみのる監督のトークが本当に独特で、手元のメモには501の話の時にいつもtwitter上で出てくるパゾリーニの豚小屋とかその辺のキーワードの他に、竹中直人無能の人も例えに出てきて「俺たちは石を売っている」みたいな事も言い出してましたがナンダカ話が途中でごちゃごちゃになっててどういう話をしてたのかの細かい事が思い出せないので省略。

 

 

 

 

 プラスワンに入場する前、時間があったので新宿区役所隣のビルにもうすぐオープンするという峰岸ふじこさんのお店を見に行きました(と言っても看板だけですが)。

 ホントに区役所のすぐ隣!ナカヨシビルという可愛らしい名前のビルの地下1階です。

 アキヒトさんが「地獄へ降りる階段」という表現をされてたので「?」と思ってたのですが、実際に行ったら何となく言いたい事は解りましたw

 そんなふじこさんもゲストで出るハマジムのイベントが数日後にロフトプラスワンでありますよ!皆さんチケットこうてや!(ふじこさんのキメ台詞です)

2014年8月

 
01(金)

スマホで見れるよ!テレクラキャノンボール~夏のハマジムAV祭り』

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 『スマホで見れるよ!テレクラキャノンボール~夏のハマジムAV祭り』
 

OPEN 18:00 / START 19:00

前売¥2000 / 当日¥2500(税込・要1オーダー500円以上)
夜の部+深夜の部のお得な通し券もあり→¥3500(税込・要1オーダー500円以上)
※前売券は7/12(土)正午12時よりe+にて発売! 夜の部のみ 通し券

【司会】カンパニー松尾
【Guest】板垣あずさ、澤村レイコ、峰岸ふじこ、タートル今田、梁井一、他

ご来場者全員にハマジム運営の有料アダルトサイト『ポルノグラフ』 の
3日間限定無料パスワードをプレゼント!!その場で登録方法を教えちゃいます。
スマホタブレット、ノートPC(iphone,Andoroid)すべて対応。
登録に個人情報はいりません!お手持ちのガジェットをお持ち込みください。
ロフトプラスワンWiFiも使えます。

※当日、『劇場版 テレクラキャノンボール2013』の上映はありません。
が、テレクラキャノンボール全作品はDVD販売いたします。

※未成年入場不可。要身分証明書。

※深夜の部に、バクシーシ山下presentsオールナイト企画『発禁、絶盤AV出来る限り見せますナイト』開催(通し券あり)

140801+cannon2013senden001_convert_20140704174743140801 女優