劇場版テレクラキャノンボール2013を毎日観に行っていた日記。

同じ映画を繰り返し観に行く、愛と狂気の日々の記録。

8月15日。69回目。『祝!クランクインほぼ1周年。思い出の夏!「劇場版 テレクラキャノンボール2013」上映会&カンパニー松尾トークショー』@岡山ペパーランド

  青春18きっぷで神戸から岡山に移動し、ペパーランドというライブハウスでの上映会に参加しました。

【祝!クランクインほぼ1周年。思い出の夏!「劇場版 テレクラキャノンボール2013」上映会&カンパニー松尾トークショー
OPEN 19:00/START 19:30 | TICKET ¥2000-(+1Drink¥500-)Lコード:63807
トークゲスト:カンパニー松尾(AV監督) 
■割引チケット(会場販売のみ/いずれも先着5組)
・ボールガール割引(女性2名での入場者)1,500円/名(ドリンク代別)
・男女ペア割引  (男女ペアでの入場者)1,500円/名(ドリンク代別)

 ※18歳未満の方はご入場できません。
 ※当日会場への入場順は 1「会場販売チケット」2「ローソンチケット」になります。


カンパニー松尾上映会初開催の地“岡山”で「今一番面白いAV」を見る!6人の男たちが車やバイクを使って東京から札幌までレースをし、その途上でテレクラや各種出会い系を通じてどれだけ素人女性をゲットすることができるかを競う「テレクラキャノンボール」。2013年夏に行われたその模様は10時間の大作AVとなって2014年2月にリリース。それに先駆け東京で上映された2時間12分の劇場版が絶賛され話題となり、現在も各所で上映が行われている。果たしてAVはあらゆる映像を超える存在になったのか?「今、一番刺激的な作品」を岡山の観客と共有したいと思う。ちなみに本作品のキャッチコピーは「ヤルかヤラナイかの人生なら、俺はヤル人生を選ぶ」。皆さんもこのイベントに「参加する人生」を選んでください!!

作品公式サイト:http://www.hamajim.com/shop/canon2013.php
主催:夜の編集室 twitter_@yoru_hen

  ペパーランドは岡山駅から徒歩30分(!)のライブハウス。どんな感じの会場なのかな?と思ってたのですが、とてもライブハウスらしいライブハウスで良い雰囲気。ステージの隣にお手洗いがあって、利用するにはステージの端を通らないといけなかったりと風情(?)がある造りのお店でした。

 開場前からお店の前にお客さんが結構いらっしゃっていて、開演前には客席は超満員。身体を動かすと隣の方に触れてしまうような状態でした。隣のお姉さんに何回か触れてしまってちょっとドキドキしたりして。映画館とはだいぶ違う雰囲気です。上映が進むにつれ、お客さんの熱気が重なって盛り上がっていくような高まり方で会場は盛り上がってましたよ!

 

 上映が終わり、休憩を挟んでトークショー

 椅子の下に置いてある資料が気になります。

 休憩が終わり、トークショー開始。今回の上映会の主催の夜の編集室さんと松尾監督がステージに登場し、挨拶。

  以下、トークショーの内容のメモ。

・ 今回の作品についての説明や劇場版を作る事になった経緯など(ネタバレ話を含むので詳細は省略)。

 

・ ビーバップみのる監督はどういう男かというお話。

 人に対して細かい気配りをするのは元ヒモという経歴から。

 実は今回の出場者の上位4人はインドに行っている。ガンジス川の話をしているシーンがあるが、あんな事を言っている癖に、実はみのる監督はガンジス川まで行ったのに潔癖症なので沐浴する事が出来ずに帰ってしまった。

 

・ タートル今田監督について。

 東京生まれ東京育ちで両親がしっかりした人。喋り方はべらんめぇ口調だけどもおっとりしている。疑う事を知らない。ぼんやりしている。1対1だと強いけど集団に入るとダメ。ノロい。

 根がイイ奴過ぎる。DVD版を観れば人のよさは出ている。

 

・ 梁井一監督について。

 底知れない男。誰とでも仲良くなれる。

 監督なんだけど、撮影対象の横に並んだ状態で撮影する事が出来る。僕はスーパーフラットと呼んでいるんだけど、監督しての威厳や権威とかを一切見せない。横並びで一緒に楽しみましょうという姿勢。

 「僕は梁井という男が好きで、監督生活25年の中で初めて外部から引き抜いた。それほど魅力的に映った。」

 初対面の時、梁井はSODのAVだった。最初っからニタニタタニタしてて、テヘヘ、という感じで俺を見ていた。けれども仕事をさせたら凄くデキるのでこれだ!と思って獲ってきた。

 年上にヘイコラしないし固くもならない。いい付き合いが出来る。年下にも絶対威張らないし、全部自分でやる。

 梁井はストライクゾーンの横幅が広い。ニューハーフOKで入れられるのもしゃぶるのも大丈夫。良い意味でAV野郎。だからこそ札幌の金髪女性のシーンを撮れた。

 金髪女性とのシーンの重要な部分で割り箸を揃えるのにカメラのレンズを使っているのは最低だと思った。けれどもこのシーンが大好きだ。

 

・ ビーバップみのる監督の素材が長いという話から、「編集時にみのる監督の素材をずーっと見ていると『もうどうなっちゃってもいいかな』という気分になる」と松尾監督。

 女の子を会話で丸め込む技術はAV監督としてではなく、人として凄い。人間としての出来上がりが違う。自己啓発セミナーも出来るし壺も売れる。

 村西監督の前職は日本一の百科事典のセールスマン。その話術でタレントさんのような女性相手に喋り捲って口説いて、最後にお金を積んでAVに出させていた。みのるもお金があれば同じ事が出来ると思う。

 「ただ、みのるは、村西さんに比べて気が弱い。実はスゴイ気ぃ遣いぃ」

 

・ レースシーンの撮影方法について。

 バイクはカメラを持っているとクラッチが切れないのでギア固定で運転している。

 何故手持ちカメラなのか?

 →ゴープロは会社に2台あるが使わない。使っちゃうとテレビや映画と同じになっちゃう。僕達はアンポンタンなので、クラッチが切れなくても手持ちカメラの映像にこだわる。

 カメラに命綱を付けているので、危ないと思ったら手を離せるようにはしている。そんな感じなので高速道路では何とかなるが、市街地は無理。

 「前の車が急激に何かなったら、カメラから手を離しはするけど多分ぶつかる。そうなったらチーン(死ぬという意味)ですよ」

 

・ テロップにも出てきますが「何故危ない事をする?」

 女性にお金を積んでAVに出てもらうという行為自体が危ない事。その人がその場で納得して出てもらったとしても、後で周りの人にバレて、人生ムチャクチャになりました、あなたどうしてくれるんですか、と言われたらどうしようもない。

 

・ AV業界に対する愚痴、AVオープンに対する文句など。

 とても面白くて興味深いお話が聞けたのですが、ここに書き残してしまうと松尾監督に迷惑がかかるかもしれないので内容は省略します。

 AVオープンにHMJMが呼ばれなかったのは、参加メーカーを呼ぶ基準として、各作品に付いている審査団体の発行するシールの枚数が使われた為。HMJMは月に4本しかリリースしてないのでシールの枚数が少ないそうです。

 

・ テレクラキャノンボール2013は話題になって売れたのでは?と思われているが、実は前作の2009の方が販売枚数は多いそうです。

 

・ お客さんからの質問に答えるコーナー。最初の質問は劇中歌について。

 今回の作品の劇中歌を担当しているweekdaysleepersさんとの出会いは豊田道倫さんのライブでCDを手渡された所から、というお話やweekdaysleepersさんは普段は会社員でアマチュアとして音楽活動をされているのでウェブサイトから無料で音源をダウンロード出来ますよ、というお話など。

 

・ 是非次回作を。体力のあるうちにお願いします。という声には、「次回作をすぐやってしまうと人間関係が濃過ぎるし、今回の作品を超える物を作るのは難しいので2020年辺りで」との事でした。

 

・ 今のAV業界は面白いモノを作ろうとは誰も思っていない、という話から、大きなメーカーの年棒制の弊害のお話など、再びAV業界に対する愚痴が。…えーと、ここに書き残すと松尾監督にご迷惑がかかるかもしれないので、どんな事を仰っていたのかは省略します。

 

 ・ 「今のような状況になってしまったのはユーザーにも責任がある?」という夜の編集室さんからの問いには「無いです」と即答されてました。

 

・ 最後にDVD版などの告知をした後に、夜の編集室さんから「KENSAKU監督は出身は違う県だが大学が岡山で、この会場で行われた上映会にも参加してて…」というお話が出るが、「その話すると泣いちゃうんで」と松尾監督が止めはったのが残念。KENSAKU監督のお話、聞きたかった…

 ってかKENSAKU監督の話したら泣いちゃうとか言ったら、知らん人が聞いたらKENSAKU監督が死んだりしたんじゃないかと勘違いしちゃいそうですね。別に死んだりした訳でなく、東京でちゃんと生きてはりますよ!

 終了後、岡山駅まで徒歩30分の道のりを歩く。

 途中で雨が降ってきたのですが、気分がイイのでそのまま歩く。…しかし、段々雨が強くなってきて、岡山駅に着く頃にはびしょ濡れに。。。

 でもまぁ、今日の上映会の内容充実してたし、岡山の街も楽しかったし、これはこれでヨシとしよう。思い出ですよ、旅の思い出。

 

 

 

 

  そんな8月15日の朝からお昼にかけての私の行動記録。

 朝。神戸を出発。神戸駅のホームから東海道本線山陽本線の境目を確認。

 姫路駅で乗り換え。

http://instagram.com/p/rsqPkvFoz6/

 この日の朝ご飯。姫路駅ホームのえきそばまねきさんの天ぷらえきそば360円。姫路のローカルフード、黄そばを初めて食べました。

 黄そばとは、うどんやおそばに使われるおだしと具の中に中華麺を入れた料理です。…何と言うか、食べる前に想像していた通りのお味でしたw

 パッと見だと普通の天ぷらそばと違いが判りにくいので麺リフト。

 岡山に到着!時間があったので更に乗り換えて倉敷へ。倉敷駅は外装工事中でした。

 駅前には陸上部で有名な天満屋デパートが。

 駅前から美観地区に続く商店街もいい感じ。

 美観地区に到着。

 店頭の黒板に相場の見通しが書かれている和風建築があったので何だろう?と思っていたらどうやら証券会社らしいです。

 この日、倉敷に来た目的はこちら!いがらしゆみこ美術館。

 街を歩いていたら星野仙一記念館も発見しましたがこちらには入場せず。

 岡山駅に帰還!桃太郎がお出迎え!キジ以外のリアルなお供の鳩が複数とまってました。

 岡山城に向かってフラフラ歩いていたらおだしの自販機が。何これ?!って思ってSNSに写真を投稿したらすぐ反応があったのでどうやら有名な自販機らしいです。

 焼きあご入りの方の説明で「見た目もビックリ、味もビックリ!」とか書いてあるんですけど、商品自体よりこの自販機にビックリしましたよ。しかも駅から結構離れたオフィス街のコインパーキングの前にぽつんとあるし。

 この日のお昼ご飯。岡山県庁の近くにある山珍の中華カレー弁当(スジ)と豚まん。

 スジ肉だけでなく大きな角煮も入ってましたよ!

 メインのスジ肉はぷるっぷるの素晴らしい食感。官能的でさえあります。

 こちらは名物の豚まん。かなりのビックサイズ。中にはうずらの卵が丸ごと入っていたりしました。

 こちらのお店は今回の岡山での上映会を主催された夜の編集室さんにお勧めして貰いました。地元に根付いた素敵なお店を教えて頂き、ありがとうございます!

  山珍からほど近い岡山城に行ってみました。 カラーリングがカッコいい!

 というような感じで観光してました。あんまり時間がなかったので駆け足での観光になっちゃってちょっと残念。今度岡山に来る機会があったらもっと事前にしっかり計画を立てて色々な場所に行きたいです。