劇場版テレクラキャノンボール2013を毎日観に行っていた日記。

同じ映画を繰り返し観に行く、愛と狂気の日々の記録。

2月9日。上映後に松江哲明監督と松尾監督とのトークショー。

 劇場版BiSキャノンボール2014公開3日目です。4回目の鑑賞。

 初めての平日の上映ですが、この日も座席券は完売で、立ち見のお客さんがいらっしゃいました。

 私は最前中央のA-10席で鑑賞。…今、改めて半券を見直してみると発券時間が20:58!開演ギリギリですね。

 いつもよりちょっと遅く行ったら発券機に行列が出来ていて、おまけに私の数人前の人で発券機が用紙切れになってしまい、係の方が新しいロールに交換する作業などをされてました。

 この日は上映終了後にトークショーがあるからか、予告編無しの上映である旨が場内で繰り返しアナウンスされていたんですが、そんな中、用紙切れで係の人が裏に走って行った時は開演に間に合わないんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ!ってか私の後ろにも行列が出来ていたんですけど、全員開演までにチケット発券出来てたんかなぁ?まぁとりあえず、時間には余裕をもって行動しましょうという事で。

 でも、今回のテアトル新宿での劇場版BiSキャノンボール2014の上映、今の所、ちゃんと予告編が流れたのって2月8日だけですね。オールナイトも初日も今回も予告編無し。毎日映画館に通ってるのに映画泥棒の映像も1回しか見てない。ちょっと寂しいw

 

 上映終了後、エンドロールで編集助言という肩書きでクレジットされている松江哲明監督をゲストに迎えてのトークショー

 最初にプロデューサーさんが出てきて挨拶と諸注意。

・ 松尾監督「えぇと…僕は…非常に出にくい印象があるんですけど、どうでした?」

  松江監督「僕は実はラスト30分が違うバージョンを観せて頂いて。(今日観たバージョンでは)編集助言で僕がクレジットされててビックリしたんですが。前のバージョンではウイカさんの所がサラッと流されてて、もっとゲーム性の高い内容だったんですよ。それがちょっとモヤモヤしていて。それを観た次の日にテレビブロスの対談で松尾さんとお会いしたんですけど、ナンカ松尾さんもモヤモヤしてるなと思って」

  松尾監督「ええと、説明しますと、スケジューリングの問題なんですけど編集がギリギリで、締め切りというモノが1回あったんで、それに対して120分のモノを1度上げてはみたんです。最終的に僕がテーマとして掲げていた解散ライブ終了後の彼女達というモノをバッサリ切ったモノを「そこでイイかな」と思って仕上げてしまった訳です」「僕の作品の中ではテレクラキャノンボールのようなアッパー系の作品は非常に珍しい。(相手の女性と)どうしても解り合えなかったりとか、セックスをしても余計に解り合えないというのが浮き出てしまっている時があって、そういう時に手法としてAVなのにスゴイ悲しいトーンで〆るというのがあるんですよ」

  松江監督「(今回の作品でも使われてた、HMJMファンにはお馴染みの)あの曲よく使われますよね!アレが流れると、松尾さん撮影の時にダウナーだったんだなぁと。ただ、僕はそういうダウナー系の松尾さんも大好きで。だからダウナー系になる構成もあったんじゃないですかって(対談の時に伝えた?)」

  松尾監督「松江君には見抜かれたなと思って」

  松江監督「最初アッパー系の編集だったんですよ」

  松尾監督「アッパー系というか、テレクラキャノンボールというスタイルに最後まで拘る編集の仕方をしてたんですね。でもそれを最終的に考え直して、BiSラストのパートを作った」

  松江監督「僕はそのバージョンを今初めて観て。ダウナーがキマってて、松尾ファンの僕はホントにあの、カッチョイイなと思いました。今日観てた方は解ったと思うんですけど、前半はテレキャノに近いようなウケ方をしていて、それが、途中で冷や水を浴びせられるような気がしたんですよ。その冷や水カンパニー松尾なのかなと思って。前半ウケてた分、中盤以降の部分は悪い意味での共犯者というか。渡辺さんがアイドルというのをどういう風に考えててどう見ているのかというのがそこで集約されている。で、その上での、キャノンボールらしさというか(これ以降の話はネタバレになるかなぁというか、読んでから観ちゃうとアレかなぁという気がするので省略)」

・ 松江監督「ドキュメンタリーが怖いなと思うのは、劇中でヒラノさんが『大人達は変だけど私達は平凡なんですよ』っていうじゃないですか。(だからそういう平凡なBiSのメンバーが)非凡な人とぶつかった時に凄く可哀想だし、その中でギリギリ出してくるモノってのが残酷であり、怖いなって思いましたね」

  松尾監督「今回編集には悩みぬいたんですけど、BiSというアイドルのドキュメンタリーであり、テレクラキャノンボールというドキュメンタリーなんですけど、それが完全に壊れてしまっているんですよね。今回はそれを強調して編集したんですけど、本当は(壊れている事なんて)強調したくなかった」「ウイカちゃんが怒るシーンは強いですよね。俺は編集の時にアレに持ってかれてしまって、すいませんって出てくるしかなかったんですよ」

  松江監督「松尾さんはそんなすいませんっていう必要無いですよ」

・ ラスト近くの We are BiS というテロップについて。

  松尾監督「今回はAV監督とアイドルという立場の戦いなんですよね。勿論戦いなんですけど、それは得点稼ぎではない。途中でキャノンチームの中で『ネタがバレてしまったので全部喋って一緒に戦おう』という意見が出て議論になった。でも、彼女達は脱げと言ったら脱ぐんですよ。だから、全部喋ってしまったらタダのエロポイントゲームになってしまう。それを僕は見たくなくて。そうじゃない状況でいかに人間関係だけでやってもらうかっていうのを見たかった」

  松江監督「僕はそうは思ってなくて、山下監督が今回『僕はAV監督なんで』みたいな感じだったじゃないですか。その接し方だと向こうも『私アイドルなんで出来ません』になっちゃうから、それを壊すのが共闘なんじゃないのかぁと。アプローチ自体が…そこはまぁねぇ。情熱的なドキュメンタリーって言ってる時点で。そこは(この作品のプロデューサーのスペシャの)高根さんが最初の時点で失敗しているなと」

  松尾監督「だからねぇ、これは敗戦ドキュメンタリーなんですよ」

  松江監督「僕はその面白さは出ていると思います!冷や水浴びせなきゃダメなんですよ!」

・ 松江監督「松尾さんが先週『ギリギリの事をやってる人でも結婚式はちゃんとする』って仰ってたじゃないですか」

  松尾監督「これは例え話なんですけど、解散ライブって結婚式みたいなモンじゃないですか。彼女達もアイドル時代ヨゴレもやって色んな事があったけど、最後はちゃんと式を挙げたい。でも、結婚式の前の晩にコンコンって(ドアのノックして)やってきて『すいませんもう1回ヨゴレやって下さい』っていうのは確かにねぇ」

  松江監督「あんまり非常識な結婚式やる人って実はあんまり居ないじゃないですか」

  松尾監督「だから今回は非常に苦しい感じをまだ引きずってて。研究員の方も観てくれてると思うし、キャノンボールから流れた人も観てくれてるしでぐちゃぐちゃした気持ちだと思うんですよ」

  松江監督「僕はこのバージョンは直さないで欲しい。松尾さんテレクラキャノンボールの時もちょこちょこ直されてたじゃないですか」

  松尾監督「笑いのタイミングの問題とかもあるんで細かい所は直します」

・ 松尾監督「ホントにねぇ、思う所は色々あると思うし、色々書いて貰って良いと思うんですけど。…(それを読んだ)俺が毎回こういう元気無い状態で(舞台挨拶に)登場するんですよ」

  松江監督「全然気にする事無いですよ!それは松尾さんがテレクラキャノンボールを引きずってるからじゃないですか」

  松尾監督「自分で分析したんですけど、俺は今回監督とプレーヤーの二刀流ですよ。(日ハムの)大谷ですよ!そんな感じの俺が、ピッチャーとしてデッドボール3つ位ぶつけた訳ですよ。そんな俺がね、試合後にヒーローインタビューは大谷さんにって言われて出てきて、今日はどうでしたかって聞かれて喋れる訳ないですよ!」

  松江監督「映画はデッドボールでもそれがちゃんと映ってれば良いんですよ。お客さんが判断してくれると思うんで」

  松尾監督「そうなのぉ?」

・ 松江監督「松尾さんは今回デッドボールをちゃんと形にした。松尾さんは今まで何百本もAV撮ってきて、手強い単体女優さんとの負け試合を編集でバスっと切って『そういうお前は何なんだよ!』ってやってきたじゃないですか」

  松尾監督「…そこまでBiSに対して出来ないしねぇ」

・ 松江監督「良いドキュメンタリーだったと思います。すいませんって言う必要ないですよ」

  松尾監督「(舞台に立ったら)顔上げろって言われてるんですよ」

  プロデューサーさん「顔を上げて頂いた所で写真撮影を」

  松尾監督「写真ですか?!いらないでしょう!」

 って事で最後に写真撮影タイム。撮った写真を見直してみたら松尾監督がうなだれてたり、首をひねっていたり、腕組みしてウーンってなっていたり、力無く笑っていたり、というような写真ばっかでちょっと面白かったです。

 写真撮影中も「平日の月曜日にこれだけお客さんが入ってるってだけで凄いですよ!インディペンデントの監督なんてみんな怒りますよ!」「BiSのメンバー本人も言ってましたけど、凡の人と非凡な人がぶつかったらこうなりますって!」など、松尾監督を慰める松江監督。

2月8日。公開2日目。上映後に松尾監督の質疑応答コーナー。

 劇場版BiSキャノンボール2014公開2日目です。3回目の鑑賞。

 この日も夕方6時には座席券が完売していたようで、立ち見のお客さんがいらっしゃいました。

 この回はA-5席で鑑賞。最前列の端っこの方です。

 半券にも書いてありますが、テアトル新宿では日曜の夜のレイトショーは日曜夜割という割引制度があって、普段より500円安い1300円で映画が観られます。お得!この他にも水曜日はサービスデーで1100円だったりします。

 開演前に会場を見回して思ったんですけど、やっぱりアイドルグループの主演映画だけあって男性のお客さんが多いですね。女子トイレが空いてますwこの日、私の隣に座っていた男性がBiSのトートバッグを使ってらっしゃって、あーやっぱ研究員さんがちゃんと来てくれてはるんやなぁと実感しました。前日もそうだったんですけど、研究員さんが多いとBiSのメンバーのちょっとしたリアクションでも笑いが起きたりして、会場がちょっと暖かい雰囲気になっております。

 上映終了後、松尾監督とプロデューサーさんとのトークコーナー。

 以下、内容メモ。

・ 無線マイクが使えず、有線のマイクを出してきたりするがそれも使えず、準備に手間取ってらっしゃいました。仕方がないのでマイク無しでプロデューサーさんが話し始めた所でマイクが使えるようになり、スタッフの方から手渡されたのですが、「顔射」というキーワードを喋った所でハウリング。何故よりによってその言葉の時にwネタバレ禁止の説明などをしてから松尾監督呼び込み。

・ 松尾監督「すいません、あの、このトーク、出辛いんですよねぇ。観ていただいた通りでねぇ…」

・ プロデューサーさんから今日のトークショーの趣旨説明。ツイッターで出ていた意見を読み上げ、それに松尾監督が答えるという形式だそうです。

 松尾監督「今日はトーク相手が誰も居ないんです。男2人ですいません。終電近い人は全然帰って構いません」

・ ツイッターに出ていた意見を読み上げるプロデューサー。恐らくこの2つのつぶやきだと思ったのを貼っておきます。プロデューサーさんが読み上げてらっしゃったのをメモして「BiS 光と影」「BiS 2回目 失敗」というキーワードで検索して探したツイートなのでもしかしたら別の人のツイートを間違って貼っている可能性も無きにしもあらず。

  松尾監督「今回テレクラキャノンボールというモノがベースにありまして、それがヒットしたのでアイドルに置き換えてやってみようという事でやったんですが…観ての通りですよ」

  「AV監督というのは卑屈な存在で、なので、横浜アリーナに入った瞬間にもうダメだったんですよ。ここに居ていいのかと。横浜アリーナでは僕達は何も出来ない訳ですよね。そこで無力感を味わいまして。そこまでの送っていく過程、横浜アリーナに入るまではよかったんですよ。BiSのメンバーも普通に接してくれて。僕達が普段仕事しているビデギャルの人達と変わんねえなと思ってたんですが…」

  「今回、彼女達には本当の事を話さないでやっていきたいって事でやったんですが、これは理由があって。BiSのメンバーは脱げる子達じゃないですか。だから、一緒に戦ってポイントを稼ごうって頑張っちゃったら只のエロゲームをやってるような事になっちゃう。裸になってわーって。それは避けたかった。点数稼ぎに終始しちゃうと何も撮れないんじゃないかと、それが恐ろしかった」

  「彼女達は仕事では脱げる。でも、本当の所はどうだったんだろうっていうのを撮りたかった。だから、(リハーサルをやっている時間にキャノンチームでやっていた会議の中で)ちゃんと話をして一緒に戦おうという意見は断固拒否した。脱げるアイドルとしてとらえるんじゃなくて、一人の女性として撮りたかった」

・ プロデューサーさん「最初話をしている時点でテレクラキャノンボールのパート2を作ろうとは全くしてないですからね」

  松尾監督「スタイルだけはテレキャノなんですけど、中身は別物で。テレキャノファンが観てもガックリ、BiSファンが観てもガックリで。だから空気が悪いんですよ」

  プロデューサーさん「いやでも今日は全然あったかいですよ。初日がねぇ」

  松尾監督「初日よりもオールナイトですよ!上映中も本当にギスギスしてたんで」

・ 肯定的な意見のツイートをずらずらっと読み上げるプロデューサーさん。それに対して今回の作品の中に少し描かれているアイドルと組織についての話が上手くまとまらなかったと松尾監督。

  松尾監督「BiS(というグループ名)はbrandnew idol societyの略なのだが、今回のBiSキャノンボールBusiness idol society、商売とアイドルと組織、というようなテーマもはらんでいるので、どちらのファンでもない人はそういう風に見えるんじゃないかなぁと」

 プロデューサーさん「渡辺君の考えややってる事は常にそういう事を内包してて、それが(普段は)BiSのギミックで隠れちゃってたのが(今回の作品で)出たのかなぁと」

・ 次に読み上げられたのはビーバップみのる監督のツイート。

  松尾監督「やっぱあの男はスゴイよ。テンコちゃんファンには申し訳ないけど、みのるくんが居て助かったというか。彼は横浜アリーナに入った時はビビっちゃったんですよ。でもリハーサルをやっている4~5時間の間に、自分の考えをエリザベス宮地くんに話して、どんどん理論を完成させて、最後に3秒の強烈な動画をつけようってのを考え付いた。僕の計算違いは第2ステージ、解散ライブ前夜は寝かせるだろうと。ココで良い人ぶっといて、解散ライブ後の第3ステージに勝負をかけるとみんな思ってたのにみのるが勝負をかけた。翌朝、女の子達が6人揃った時に昨日のアレはナンダという話になって。キャノンボールはチームである前に個人だから、みのるの早仕掛けはしょうがないんだけど」

  プロデューサーさん「みのるさんこの作品まだ観てないですからねぇ」

  松尾監督「自分の宣伝ばっかしてます。これ(BiSキャノンボール)にかこつけて、まだ完成して無い501の宣伝ばっか」

・ 最後に客席から質問を募る。

 質問①「DVD版を出すとしたらディレクターズカット版的なモノになるのか?」

 松尾監督「横にプロデューサーが居るので話し辛いんですが。劇場版は個人の物語が短すぎるんですよ。ビーバップみのるの口説きだけで2時間半あるんですよ!それだけでも出したい位ですよ。『ビーバップみのるのホドロフスキー作戦』っつって。それは冗談としても、個人の部分を切り刻んでしまったので。早送りしてしまった60分バージョンを入れて6~8時間は優にありますよ。それを機会があればお見せしたいと思ってはいます」

 質問②「次のキャノンボールシリーズの予定は?」

 松尾監督「…もういいよぉ。辛いっすよぉ。元々、BiSキャノを発表する前はテレキャノはもうやりませんって言ってたんです。でもBiSキャノ撮っちゃったんですよ。で、やってみたら案の定良い事なかったんです。要するに、これは調子に乗るなって事なんですよ。テレキャノシリーズで言うと、これは毎年やっても面白くないんですよ。だから、次やるなら、俺や山下が完璧なインポになった時?後はもう耳が遠くなっちゃったりとか、見かけ的に酷い状態になってから。やっぱりみんなおっさんになって、各々悩みを抱えたりしていて欲しいので、2020年を目標にして、それまで生きてればやりたいと思います」

 最後に撮影タイムで終了。この日は松尾監督がメガネをかけてらっしゃいましたよー!うひょー!…しかしこういう日に限って端の方に座っちゃってる私っていうね。

2月7日。劇場版BiSキャノンボール2014初日舞台挨拶。

 この日の早朝にオールナイトで1度上映されたのですが、ちゃんとした劇場公開としてはこの回が初日!劇場版BiSキャノンボール2014を観に行って来ました。

 立見席まで完売の満員御礼状態での初日です。

 予定通りの時間に開場/開演。この日は最前列のセンターからちょっとズレた席で鑑賞。

 この回は最初の上映の時よりはお客さんのリアクションが良かったような気がします。舞台挨拶でウイカちゃんが来られるという事で研究員さんが沢山来られてたからでしょうか。

 って事で、上映終了後に松尾監督とウイカちゃんの舞台挨拶がありました。以下、内容メモ。

・ ウイカちゃんと松尾監督、腕を組んで登場。それぞれ自己紹介。

・ 松尾監督第一声「いやー。今回は本当に出にくくてですねぇ。(ウイカちゃんは劇中で)激おこぷんぷん丸だったじゃないですか」

  ウイカちゃん「そうですね。懐かしかったです」

・ 松尾監督は今回の仕事を受けるに当たってAKBのドキュメント映画を観たというお話。

  松尾監督「国民的アイドルのドキュメンタリーなのでカメラの台数も圧倒的だし密着している期間が全然違うんですよ」

  ウイカちゃん「アイドルそのものの質も全然違いますしね」

  松尾監督「そう言って頂けると助かるんですけども。…でもアレだよ!俺の目標はAKBを超えようと思ってたんだよ!だけど、僕1人では手に負えないので、僕1人だと無理だけど6本の矢があれば1本くらい突き刺さるんじゃないかと」

・ 松尾監督「テレクラキャノンボールでは女性にポイントの事を言ってしまっても良かったんですよ。一緒に戦おうぜという作戦でも良かった。でも今回はそれをやってしまったらいけないってのが僕のこだわりだったんですけど」

  ウイカちゃん「そもそもテレクラキャノンボールに出てくる女性は出会い系とかナンパをされちゃうような女性で、同意の上でってのがあるんですけど、我々は同意の遥か向こうに居るんで」

・ ウイカちゃん「今回本当に天の采配があったと思うんですけど。自分がもしみのるさんに当たっちゃってたらヤッちゃってたかもしんないなと思って。これ以外無いんじゃないかという組み合わせ」

・ ウイカちゃんだけはAVも観てたしキャノンボールの事も何となく知っていたので何となく嫌な予感はしていたそうです。

  松尾監督「でも朝は喜んでたじゃないですか!」

  ウイカちゃん「いや、それは本人に会えたからってミーハー心で。やったーカン松だぁーって」

  松尾監督「(僕の作った作品を)観てくれてたんでしょ?だったらもうちょっと来てくれても良かったんじゃないの」

  ウイカちゃん「でも(松尾監督が)一向に攻めて来ないので。何となく察してはいたが、何がポイントになるのかわからなかったのですよ。靴下の臭いを嗅いだだけ」

  松尾監督「(靴下のポイントは)エッチなポイントだけだと殺伐としちゃうのでって事で、みのるとみちるからの提案で出来た」

  ウイカちゃん「あれはみんなポイント取りに行ってましたね」

  松尾監督「俺はあのポイント取る気無かったんだよ、でも君が目の前で堂々と脱ぎだすから」

・ 松尾監督「今回一番しんどいのは元メンバーの皆さんに観て貰う事。ウイカさんは良い意味で全部感情を出してくれたんでこうやって話も出来るんですけど、他の5人はそうじゃなかったじゃないですか。僕らの前とか映像では。だから本当に絞め殺されそうで」

  ウイカちゃん「そんな事無いですよ。本当にみんな興味が無いだけだと思います」

・ ウイカちゃん「今日後半30分を作り替えたのを初めて観せてもらったんですけど、その前に観たバージョンより倍くらい面白かったです。個人がちゃんと出てたし。私はずっとカメラついて貰っていたので下らない話を延々してたりしたんですけど、他のメンバーがどんな事をしてたのかその後メンバーに会った時も一切話してくれなかったんですよ。それが凄くBiSらしいなと思って。それぞれがちゃんとプライドを持ったままアイドルとして散って行ってたなぁと。それで今日(出来上がった作品を観て)メンバーの事がますます好きになりましたね」

・ 松尾監督「BiSの事を知らないで行った方がいいんじゃないかと思って今回行ったんですけど、(キャノンメンバーは)みんなBiSの事が好きになっちゃったんですよ。BiSを知らないでこれを観た人はBiSを面白いと思うと思う」

  ウイカちゃん「テレキャノファンの人からすると、今回ナンでこのBiSとかいう可愛くない奴らに密着してるんだろうって謎があったと思うんですよ。だけど観て貰った事でしっくりきてもらえばと思います」

  松尾監督「BiSは本当に面白いんですよ。だからこれを観て後追いのファンの人が増えてくれればいいし」

  ウイカちゃん「私も今後BiSキャノンボールが代表作と言う事になるかもしれないし」という所からウイカちゃんのその日の私服のお話。

・ ウイカちゃん「ナンカ2が出来るって聞いたんですけど…」

  松尾監督「出来ねえよ!もうBiS居ないじゃん!出来ないっすよ。僕ら良い意味でAVの人なんで、それは今回よく解りました。だって横浜アリーナ入っただけでテンションガタ落ちですから。狭い所が良いんですよ」

  ウイカちゃん「それは私達も似てますね。横アリでかすぎるなと思って。(翌日の)シェルターの時が一番イキイキしてました」

  松尾監督「でもさぁその肝心な横アリをさぁ。酷いよね」

  ウイカちゃん「(松尾監督を指して)ナンカねぇ、本当に良い方なんですよ。便宜上電話番号も交換したんですよ。で、終わった後、お疲れ様でしたってご連絡を差し上げた際に、皆さんの大切な横アリの時間を潰してしまって本当にごめんなさいって長い丁寧なメールを頂いて、あーこの人本当に良い人だなぁと」

・ みのる監督が狂ってくれて助かったというお話。ウイカちゃんはあの一晩中かけて説き伏せてるシーンをノーカットで観たいそうです。

・ 松尾監督は(ソフト化の際に)元メンバーにオーディオコメンタリーをして貰って、それが一番最後の、BiSキャノンボールの仕上げなのかなぁと思っているのでそれだけはお願いしたいとの事でした。

  ウイカちゃん「これは本当にBiSの遺作なので」

  松尾監督「とんでもない遺作が出来ちゃいましたね」

  ウイカちゃん「変わる事は無いですから。撮った素材それのみで。その中でしか(今はもうBiSは)生きていないので。それに元BiSだった女たちが語りを足すのは面白いと思います」

・ 最後に写真撮影タイム。ウイカちゃんが色々ポーズを撮ったりしてくれました。

 

 

 この日の晩御飯。用心棒Ⅱ階の新メニュー、まぜそばを食べてきました。

 新商品発売記念という事で500円ポッキリで食べられましたよー。

 店内のホワイトボードにもまぜそばの案内が。

 まぜそばを注文するとトッピングサービス券が貰えました。

 まぜそば並野菜ニンニク辛ショウガリマヨ500円。

 まぜそばという商品名ですが、二郎の汁無しとだいたい同じ感じでスープが入っております。

 無料の追い飯付という事だったので、麺と野菜をあらかた平らげた所でお願いしてみました。

 残ったスープに追い飯をドボン!ぐちゃぐちゃに混ぜながら丼を抱えてかきこみます。うひゃー!お行儀悪いけど最高っす!

2月6日。豪さんサイン会→BiSキャノ前夜祭。

 1週間の仕事を終わらせ、この日最初に向かったのは渋谷。吉田豪さんのサイン会が開催されるという事で行って来ました。

『聞き出す力』刊行記念 吉田豪さんサイン会 | 紀伊國屋書店

日  時| 2015年2月6日(金) 18:00~19:00

会  場| 紀伊國屋書店西武渋谷店 イベントスペースにて
参加方法| 2015年1月25日よりご予約を承ります。
      ・紀伊國屋書店西武渋谷店カウンターにて、『聞き出す力』お買いあげの先着100名様に整理券を配布いたします。
      ・お電話でのご予約も承ります。
      ・整理券の配布はお一人様1枚までとさせていただきます。

  しかし金曜日の夕方6時スタートで7時までって!マトモな社会人ならまず行けない時間っすよ。ってか一緒に行く予定だった女子大生の友人は課題が終わらなくて来れなかったっすよ。学生でも来れないっすよ。あれっすか、吉田豪ファンはみんな無職だとでも思われてるんでしょうか。

 まぁ非常にフザけた社会人である私は行けちゃった訳ですが。でもさすがにスタート時間の6時には到着出来ませんでしたね。

 入り口にサイン会告知の貼り紙がありました。その後ろに体幹チューブトレーニングの本。

 入口だけでなく、特設コーナーでも体幹チューブトレーニングの本が一緒に置かれていた模様。…紀伊国屋書店的には豪さんの本と体幹レーニングの本は一緒の括りなのでしょうか。それともこの2つを並べる事によって何らかのメッセージを発しているのでしょうか。謎が深まります。

 ポスターもドーンと貼ってありました。

 サイン会が行われた会場は外から丸見えのガラス張りのスペース!行列が外まで続いていたので並びます。

 無事サインを頂きました。

 時間があったので渋谷をブラブラ。東急プラザ、もうすぐ閉館なのですね。

 ウルトラマンスタンプラリーも地味にコツコツ回っております。

 渋谷はスカイドン

 …スタンプ押すの失敗した!

 今日からBiSキャノンボールが始まるという事で、旧オーディトリウム渋谷にちょっと来てみました。

 ガキさん主演映画のポスター貼ってあるー!もう結構大人なのにまだまだガキさん可愛いなぁ。

 この日の晩御飯。渋谷ラーメン友喜のラーメン油少なめと無料のライスで700円。

 卓上調味料で無臭ニンニクがあったので後半にタップリ投入して頂いたのですが、言うほど無臭じゃないニンニクで、この後にマフラーを巻いて新宿まで向かう時に自分の息で大変な目に。ニンニク臭いを通り越してちゃんとしっかりニンニクの臭いがするので逆に美味しそうだと脳が感じ出す始末。自分の吐いた息に食欲をそそられるなんて、水面に映る自分の姿に恋をするナルシスのようです(無意味に綺麗な表現)。

 そんなこんなで新宿に到着。先ほどの豪さんのサイン会に来れなかった友人と会って数時間過ごしてからこの日のメインイベントへ。劇場版BiSキャノンボール2014が一番最初に上映されるBiSキャノ前夜祭に向かいました。

イベント2015.1.23

2/6(金)-BiSキャノ前夜祭-【劇場版テレキャノ&BiSキャノ W上映会】開催決定!※チケットは完売しました

2/7(土)~の劇場公開に先駆け、なんと劇場版テレキャノ&BiSキャノ をW上映するオールナイト前夜祭の開催が決定しました。
『劇場版 BiSキャノンボール2014』を観ることが出来る世界最速のチャンス!
皆様のご来場をお待ちしております。

※チケットは完売致しました!

開催日  :2月6日(金)
開場時刻 :23時45分
開演時刻 :24時00分
終演時刻 :AM5時30分(予定)

★予定ゲスト: カンパニー松尾監督、ギュウゾウさん(電撃ネットワーク

※登壇ゲストは当日の状況により予告なく変更となる場合が御座います。
※舞台挨拶における、写真・動画等の撮影は堅くお断り致します。
※登壇ゲストへの花束・プレゼント等は直接お渡しする事は出来ません。劇場スタッフが事前にお預かり致します。

カンパニー松尾監督、ギュウゾウさんによるトークショーも開催!

★上映予定作品:
24:00~『劇場版 テレクラキャノンボール2013』 (132分)
26:30~『劇場版 BiSキャノンボール2014』 (120分予定)

≪チケット購入方法について≫
2/1(日)より、劇場窓口・オンラインチケット予約にて販売開始
(全席指定制・立見なし)
◆料金/2,800円均一(消費税込)

<劇場窓口先行販売>
■2/1(日)劇場オープン時間より販売開始
※窓口の営業時間は当館開館時刻から最終回上映開始時刻までとなります。

<オンラインチケット予約販売>
■2/1(日)0:00~上映開始時刻の一時間前まで
※オンライン予約販売はクレジットカード決済のみとなります。前売鑑賞券はご利用頂けません。
※オンライン予約販売が完売表記になった場合でも、劇場窓口では残席がある場合がございます。
※上映開始直前は発券機の混雑が予想されます。お早めに発券をお済ませ下さい。

テアトル新宿オンライン予約

<共通ご注意事項>
※イベント前日までにチケットが完売した場合、当日券の販売はございません。
※転売を目的としたご購入は固くお断りいたします。
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※急遽変更、中止になる場合もございます。あらかじめご了承下さいませ。

※その他、詳細につきましては、劇場までお問い合わせ下さい。
※混雑時・営業時間外はテープでのご案内となります。
テアトル新宿
TEL:03-3352-1846

(C)2015 SPACE SHOWER NETWORKS INC.

 到着したのは開場予定時刻の11時45分頃だったのですが、既に開場済みでした。早い時間からお客さんが来られていたので予定を前倒しして開場していたようです。

 この日座ったのは最前列中央付近のA-10。やっぱ映画は前の方で観るのが楽しいです。

  開演時間になり、まずは劇場版テレクラキャノンボール2013の上映。そして休憩を挟んで劇場版BiSキャノンボール2014が上映されました。

 …いやー、あのですね、何といいますか。とりあえず、お客さんっていうのは冷静で正直で残酷ですね。

 この日は私の隣が中年女性3人組で、最初の劇場版テレクラキャノンボール2013の上映時にはうるさいくらい大きくリアクションしてて、休憩時間もパンフレットを広げて大騒ぎで大変盛り上がってらっしゃったんですが、BiSキャノンボールの時は静かでしたね…そして、BiSキャノンボールが終わった後の松尾監督とギュウゾウさんのトークショーの時には居眠りされてました。最前列のど真ん中なのに!

 こうやって書くとその中年女性3人組を晒しあげしてるみたいでアレなんですけど、でも、このお3人さんの正直なリアクションにかなり救われた気分になったんですよ。この出来で劇場版テレクラキャノンボール2013と同じように沸かれたら、なんちゅうか、困りますよ!この1年のキャノンボールでの各地での反応が嘘になってしまうというか信用出来なくなってしまうじゃないですか。やっぱりちゃんと作品の強度に比例した反応が返ってきてたんだ、ってのが実感出来て嬉しかったです。

 そんな感じで劇場版BiSキャノンボール2014の上映が終わり、お寒い空気の中、トークショーが始まりました。

 最初にこの作品のプロデューサーさんが登場し、挨拶と諸注意、そして呼び込み。

 お面で顔を隠した松尾監督とサングラス&黒マスク姿のギュウゾウさん登場。

・ ギュウゾウさん第一声「でもねぇ…あの…楽しかったですよ。…如何でした皆さん」→会場から力無い拍手。

 「(出来上がりを観て)悪いなぁという気持ちが一番ある」と語る松尾監督。

・ 冷え切った会場を盛り上げようと「ホントは隠してる凄いシーンとかあるでしょう?」というようなお話を振るギュウゾウさんに「使ってないお話はあるけど…」と返す松尾監督。

・ 拍手で研究員さんはどれくらいかを確認。その後に聞いたキャノンファンの拍手の方が大きくて「今日こんな(研究員丸出しの)格好してきた僕、スベってます?」とギュウゾウさん。

・ ギュウゾウさんが「(今回の作品は)テレキャノファンの人にとっては…イマひとつなの?」と客席に問いかけるが無反応。

・ テレクラキャノンボール2013の時と今回のBiSキャノンボールの時の状況の違いのお話。テレクラキャノンボールのヒットを受けて、今回の作品は沢山の人が観るであろうという気持ちで撮影が行われた。

・ ギュウゾウさん「今回の作品はそれぞれの人柄が撮れているのは良かったと思うが、みちるさんにはもうちょっと頑張って欲しかった」→松尾監督「みちるはSSTV版では頑張っている」

・ 「ノゾ氏は最後までノゾ氏だった」というギュウゾウさんの話から「各メンバーの意外性はあったんですか?」と聞く松尾監督。

  ギュウゾウさん「僕が思っていたBiSそのまんまでしたね。ウイカちゃんもウイカちゃんらしかったし」

  松尾監督「(ウイカちゃんには)凄い剣幕で怒られましたよ」

・ 「僕はまたテレキャノチーム好きになりましたよ」と言うギュウゾウさんに「もういいですよ!」と松尾監督。…会場の地獄のような雰囲気に配慮して必死にフォローして下さるギュウゾウさん、ホントに良い人です。

・ 山下監督がブラザーコーンさんに見える、というお話から、昔、電撃ネットワークがAVに出ないかと高いギャラで誘われたというお話をちょっとだけした所で、どうにもならない会場の雰囲気に耐え切れなくなったのか唐突に質疑応答コーナー。しかし急だったので会場からの反応は無し。

  松尾監督「皆さん混乱してるんだと思う。良かったのか悪かったのか。どうやって受け取ればよいか解らないんじゃないんですか。作った本人も混乱していてアレなんですけど、難しいなと思って。観た後に爽快感も無いですし。テレキャノとは全く違ったトーンなのでちょっと皆さんも困惑してるかと思うんですけど」

  ギュウゾウさん「僕も今観たばっかで混乱はしてるっちゃあしてるんだけど。安心はしましたかね。研究員さん」

・ 再度質問を促すが会場からの反応はやはり無いのでギュウゾウさんから有名研究員さんを逆指名。どうでしたか?と尋ねると「単純につまらなかったので…」という直球回答!「それは映画的にという事ですか?」とツッコむと「そこまで難しい事は解らないのですが、観た感想として、私小説の監督さんが映画を作りましたという感じで淡々と終わってしまって、本当につまらなかったのでどうしたらいいかと」

 それを受けてギュウゾウさん「研究員さん達は盛り上がりまくり、熱狂して解散ライブ当日を迎えたのだけれど、その裏側でこういう事が行われていたという事を知って、僕の中ではBiSというモノに対するケジメがついた。意外性が無かったというが、俺にとっては何枚もチケットを買って走り回っていた裏側でこういう事があったというのが一番意外だった」

・ テレキャノファンの方はどういう風に感じてるんですかね?と会場に問いかけるギュウゾウさんに反応してテレキャノファンだと名乗る人から質問が出る。「今回3日間という短い期間だったんですけど、どれ位の時間があれば付き合っちゃったり出来ますかね?」

  松尾監督「多分期間じゃなくて…これは言い訳なんですけど、今回失敗してしまったのは、前日から入った事です。撮影時間を長くしたくてやっちゃったんですけど、本当は解散ライブの当日だけを撮れば良かったんです。前日から入った事で僕達の企みが彼女達に知れる事になってしまったのが今回のドキュメントの1つの計算違い」

・ 罵声でも良いので何か無いですか?と会場からの質問を募るギュウゾウさん。やっと出た「後日談は何か無いですか?」という質問に「全く無いです」と松尾監督。

・ ギュウゾウさん「明日ウイカちゃんが舞台挨拶に来るんですが、ウイカちゃんはまだ観てないんすか?」

  松尾監督「最初に出来上がった後半30分が違うバージョンしか観てないので(今日上映したバージョンと)同じものは観てない」

  ギュウゾウさん「明日どんな事喋るんですかね。トークもあるんですよね」

  松尾監督「だから今回本当にやり辛くて、出たくないんですよ。正直な気持ち」

  ギュウゾウさん「明日はチケット完売なんですよね。俺ウイカちゃんが松尾さんに怒っている所見たいわぁ」

  松尾監督「怒られるのは確実でしょう。だから俺は本当に辛いんですよ」

・ テレキャノファンの方からの質問「ウイカちゃんの怒ってるシーンとか面白かったのでブルーレイになる時などは長いバージョンなど、違う編集も期待している」

  松尾監督「劇場版の前に60分版もあるので、何らかのチャンスを頂けたならばそれを合わせた形にしたりなどはしたいと思っている。テレキャノとは逆で、最終的に6時間版とか8時間版とかが出ればいいかなと」

・ テレキャノファンの方からの質問「BiSキャノンでは監督さん達がやりたい事が全く出来ていないと思うので、反省会というか、そういう事をしている所を見たい」

  ギュウゾウさん「反省会は見たいですね」

  松尾監督「(監督陣の)反省会の他に、元BiSメンバーのオーディオコメンタリーがやれればいいかなと思っている。今回僕が一方的に作ってしまったので」

・ テレキャノファンの方からの質問「自分のフィールドで無い所に行った監督陣のドキドキ感とか、こんなはずじゃなかったという感じが、テレクラキャノンボールでは見れなかった部分なので、それが面白かった」

  松尾監督「AV監督の男達の話になっちゃうんですよね、結局。だからもうちょっとBiSに食い込みたかった」

  ギュウゾウさん「でも(BiSメンバーの)人柄は出てたからなぁ。僕の好きなBiSメンバーの人柄が出てたのは有難かった」

・ 研究員さん「AVと対極のモノを作ってくれたなぁと。映像が綺麗でアイドルが走り回っていて、アイドルのドキュメンタリーとしては成功だったと思う」

  ギュウゾウさん「コショージの好感度は上がりましたねー。大物感あったし。プールイプールイだったし」

  松尾監督「予備知識が全く持たない状態であえて行かせて貰ったので素材を見ててもその辺のジャッジになかなか迷った」

 ギュウゾウさん「今回のチケット、すごく売れてるじゃないですか。で、今日の感じだとBiSファンよりテレキャノファンの方が多い気がするんですね。テレキャノファンの人は彼女達の個性、キャラクター、人となりを知らないで観る訳ですからね」

  松尾監督「今回3日間密着して、後からファンになった。最終的に6人の監督は誰も彼女たちの事を悪く思っていない。それが凄くって。普段AV監督=取材者としてAVを撮っていると相手の悪い部分が見えてしまう。セックスをいくらしても嫌な人は嫌なんですよ。普通のアイドルだとどっか嫌だったねって話になるかもしれないけど、そうはならなかった。彼女達の素養であったり渡辺さんの存在があったから今回は成立したけどBiS以外のアイドル、例えば東京女子流だったら絶対出来ないしやらせないよね」

・ ネタバレ禁止事項の確認の後、最後の質問は「企画者のプロデューサーさんは今回の作品を観てどう思っているのか?」というナカナカ厳しめのモノでした。

  プロデューサーさん「内情を言ってしまうと、今日上映されたバージョンの前のバージョンがあって、更にその前のバージョンもあったりするんですよ。…時間が無い中で作って頂いてというのもありつつ。僕はこの完成形は面白いと思っています。みんなに観て欲しいと思ってるし、BiSファンもテレキャノファンもそれ以外の方にも観て欲しいと思っています」

  …「僕は面白いと思っています」ってのがナニゲに厳しいですね。。。私が中心となってやった仕事を完成させて、責任者の人に「僕は良かったと思うよ」とか言われたら結構傷付くと思う。「僕は」って言っちゃうと「僕以外の人はそうじゃないみたいだけど」って言ってるようなモンですよね。そういうのは自分の責任からの逃げなんじゃないのかなぁ。

・ 最後に写真撮影タイム。写真を撮られながら「なかなか切り込めなくてすいません」と謝るギュウゾウさん。

2月5日。110回目。雪は降りませんでした。

 ポレポレ東中野での上映66回目、再アンコール上映の6日目です。

 この日は朝からテレビのワイドショーなどでも「東京に大雪が降ります!」みたいな報道をバンバンやっていて、去年のオーディトリウム渋谷での上映初日を思い出して「やっぱキャノンボールの上映が始まる時は雪が降るのか… 」と思っていたのですが、雨混じりの雪で積もる事も無く、夜には止んでおりました。

 って事でチャリで来た!寒かった!

 開演時間15分前=開場時間に受付して28番でした。割引券も貰えたー。この割引券、複数枚のまとめ出しが出来るので使いでがあって貰えると嬉しいです。

 東中野への移動の途中で会社の人から「売上表のデータが消えた!」というややこしい電話が掛かってきてそれに対応してたのでいつもより到着が遅くなってしまいましたが整理番号は若いのはやっぱ天気が悪かったせいですかね。雪は止んでたけど寒かったっす。こんな日は早く家に帰りたいっすよねー。

 受付に向かう階段を降りている途中で開場して番号の呼び出しが始まっていました。整理番号の呼び出しは5番刻みで30番まで。

 この日は前から4列目の通路席で鑑賞。番号は若かったのですがいつもの席に先客がいらっしゃったのでちょっと後ろの席にしました。

 この日の物販はアキヒトさんでした。

 今回の雪は積もるほどは降らなかったのですが、東中野の駅の近くの駐輪場の入口の横の花壇には先週からずっと残ってる雪がありました。この雪、いつまで残ってるかなぁ?

 

 

 

 

 遂に明日、劇場版BiSキャノンボール2014が上映されますね!

イベント2015.1.23

2/6(金)-BiSキャノ前夜祭-【劇場版テレキャノ&BiSキャノ W上映会】開催決定!※チケットは完売しました

2/7(土)~の劇場公開に先駆け、なんと劇場版テレキャノ&BiSキャノ をW上映するオールナイト前夜祭の開催が決定しました。
『劇場版 BiSキャノンボール2014』を観ることが出来る世界最速のチャンス!
皆様のご来場をお待ちしております。

※チケットは完売致しました!

開催日  :2月6日(金)
開場時刻 :23時45分
開演時刻 :24時00分
終演時刻 :AM5時30分(予定)

★予定ゲスト: カンパニー松尾監督、ギュウゾウさん(電撃ネットワーク

※登壇ゲストは当日の状況により予告なく変更となる場合が御座います。
※舞台挨拶における、写真・動画等の撮影は堅くお断り致します。
※登壇ゲストへの花束・プレゼント等は直接お渡しする事は出来ません。劇場スタッフが事前にお預かり致します。

カンパニー松尾監督、ギュウゾウさんによるトークショーも開催!

★上映予定作品:
24:00~『劇場版 テレクラキャノンボール2013』 (132分)
26:30~『劇場版 BiSキャノンボール2014』 (120分予定)

≪チケット購入方法について≫
2/1(日)より、劇場窓口・オンラインチケット予約にて販売開始
(全席指定制・立見なし)
◆料金/2,800円均一(消費税込)

<劇場窓口先行販売>
■2/1(日)劇場オープン時間より販売開始
※窓口の営業時間は当館開館時刻から最終回上映開始時刻までとなります。

<オンラインチケット予約販売>
■2/1(日)0:00~上映開始時刻の一時間前まで
※オンライン予約販売はクレジットカード決済のみとなります。前売鑑賞券はご利用頂けません。
※オンライン予約販売が完売表記になった場合でも、劇場窓口では残席がある場合がございます。
※上映開始直前は発券機の混雑が予想されます。お早めに発券をお済ませ下さい。

<共通ご注意事項>
※イベント前日までにチケットが完売した場合、当日券の販売はございません。
※転売を目的としたご購入は固くお断りいたします。
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※急遽変更、中止になる場合もございます。あらかじめご了承下さいませ。

※その他、詳細につきましては、劇場までお問い合わせ下さい。
※混雑時・営業時間外はテープでのご案内となります。
テアトル新宿
TEL:03-3352-1846

(C)2015 SPACE SHOWER NETWORKS INC.

  チケット完売の初上映イベントを翌日に控えたこの日、ようやく劇場版BiSキャノンボールが完成したそうです。

 第一報つぶやきはBiSキャノンボールの公式ツイッターから。

 続いて松尾監督からもツイートで報告が。

 完成、おめでとうございます!

 上映イベントの当日の朝に最終チェック終了!

https://twitter.com/company_matsuo/status/563524753437114368

  最後に、松尾監督らしいおっちょこちょいツイートで上映チェック終了の報告があった事も記録として残しておきます。

2月4日。109回目。アンジュルムリリイベ@サンシャイン噴水広場→高田馬場でご飯→ポレポレ東中野

 ポレポレ東中野での上映65回目、再アンコール上映の5日目です。

 この日は水曜日なのでレディースデー!という事で女性は千円ポッキリで鑑賞出来ました。

 開演30分ほど前に受付して49番でした。

 この日気付いた事。レディースデーの入場券は回数券と同じ物が使われているんですね。

 回数券との違いは、有効期限のスタンプの有無。左が昨日使った回数券で右が今日の入場券。

  …以上、全く需要の無さそうなポレポレ東中野豆知識でした。いや、気付いてしまったので誰かに言いたかったんだけど、どー考えてもどうでもいい話過ぎて、知り合いに言うの憚られたのでここに書くしかなかったのです。すいません。。。

 ちなみに使用前のポレポレ東中野の回数券はこんな感じです。10枚で1万円なので映画1本いつでも1000円ポッキリで観られちゃう!お得!有効期限は1年間です。受付の所で買えますよー。もちろん買ったその日から使えます。

 

 

 開演15分前に開場。5番刻みで60番まで呼び出していました。

  お気に入りの前から2列目の中央の席が埋まっていたのでそこから少しズレた席に陣取る。この日はレディースデー効果もあってかほぼ満員でした。20時54分に「この回まもなく満席になります。お手荷物は座席に置かず…」というアナウンス。

 物販は宮下さんでした。

 

 

 

 この日の私。

 スマイレージからアンジュルムに改名後初のシングル、大器晩成/乙女の逆襲が発売され、そのリリースイベントがサンシャイン噴水広場で行われるという事で行ってきました。


サンシャインシティ |アンジュルム 18thシングル『大器晩成/乙女の逆襲』発売記念ミニライブ&握手会

 つっても17時まで働いて17時半スタートのイベントに駆けつける訳ですから、ステージがほとんど見えないような場所しか空いてなかった訳ですが。

 ステージの横のスペースでお客さんの隙間から観る感じだったんですが、それでもナカナカ楽しめました。挨拶の時にめいめいが泣き出すというハプニングがあったのですが、めいめいが居たのがちょうど私が居た側だったのでスタッフの人がハンカチ渡している様子などが近い距離で見えました。

 ラストの大器晩成を歌った時には、最後の部分をお客さんが大合唱してたりしてて大変盛り上がってましたよー。

 ミニライブを観終わった感想としては、りかこがやっぱ目立ってましたね。スターですよあの子。動きやその他で目を惹きまくりです。ええか!?でメンバーが縦一列に並ぶ場面があるのですが、それを横から見てたら一番後ろになるりかこに目が行くのです。一番後ろになるから大きく動いてるってのもあるとは思いますが、その場面がとにかく印象に残っています。

 ミニライブが終わり、取材コーナー。その後、あやちょからデイリーランキング2位の報告がありました。

 ミニライブ終わった後に知り合いの人と挨拶したりしてからCDを買おうかと売り場に向かうとこの日の分のCDは完売しましたとのお知らせ。…まぁね。そりゃそうだよね。みんな朝から並んで買ったりしてるんだもんね。

 握手会の様子もちょっと見学してたのですが、最初の方に女ヲタが集められて優先的に握手を済ませ、その後それ以外のヲタ、って感じで進められていて、その最初の方の女ヲタ達が握手をしている所を3~4台のカメラが取材していました。まぁやっぱりオッサンヲタより女の子のお客さんの方が見栄えが良いですからねー。


アンジュルム『大器晩成』 (ANGERME[A Late Bloomer]) (Promotion edit(New Ver.)) - YouTube


アンジュルム『乙女の逆襲』 (ANGERME[A Girl's Counterattack]) (Promotion edit) - YouTube

 

 

 って事で東中野へ向かって移動。しかし開演まで時間があったので高田馬場をウロウロ。ラーメンを食べようって事で早稲田通りからちょっと横道に入ったお店へ。旨辛ラーメン表裏に行ってきました。今日は水曜日なのでレディースデーサービスをやっているのです。

 …しかしナンですかこのノボリはwダサダサ過ぎてせっかくレディースデーやってるのに女性客に嫌がられかねない勢いっすよ。

 レディースセット(ピリ辛ラーメンニンニクと杏仁豆腐)500円。レディーですが辛くてニンニクの入ったラーメンを食べちゃいます。

 食べ終わって高田馬場をウロウロ。…BIGBOXにすたみな太郎あるのか!初めて知った。車がないと行けない様な郊外にしかないと思ってたので行った事無かったんですが、馬場にあるなら行きたいっすね。誰か一緒に行きましょう!

 まだ時間があったのでバーガーキングで150円のクリームソーダ(デフォルトの価格で150円なのです。安い!)とクーポンで半額の150円になったオニオンフライ。合計300円のデザートでございます。

2月3日。108回目。ポレポレ東中野さんではアルバイト募集中らしいですよ。

 ポレポレ東中野での上映64回目、再アンコール上映の4日目です。

 この日から表のウィンドウの目立つ所にアルバイト募集の貼り紙が貼られておりました。

 twitterでも募集告知を出しておられたので転載しておきます。映画館でバイトするチャンス到来!中央線沿線にお住まいの映画好きの方は応募されてはいかがでしょうか。

 

 開演30分ほど前に受付して35番でした。いつもより少し早い20時45分に開場。

 この日は後ろから2列目の中央付近の席で鑑賞しました。…昨日の分のブログでは「やっぱ映画は前の方の座席だなー!(だなー!)」とか書いてましたが、後ろの方の席もお客さん込みで観られて楽しいっス。

 上に貼った写真は開演の少し前に撮った写真なのですが、ご覧のように大体座席が埋まっております。最初にオーディトリウム渋谷で公開されてから約1年、ポレポレ東中野でも60回以上上映され、更に劇場版のDVD&ブルーレイも発売されてるんですが、それでもちゃんとお客さん入るモンなんすねぇ。ってここまで書いて気付いたけど昨日も同じような事書いてますね…

 この日の物販はアキヒトさんでした。

 そう言えば、明々後日の金曜の深夜に劇場版BiSキャノンボール2014がテアトル新宿で公開される訳ですが

-BiSキャノ前夜祭-【劇場版テレキャノ&BiSキャノ W上映会】

『劇場版テレキャノ』&『BiSキャノ』W上映! 2/7(土)~の劇場公開に先駆け、なんと劇場版テレキャノ&BiSキャノ をW上映するオールナイト前夜祭の開催が決定しました。
『劇場版 BiSキャノンボール2014』を観ることが出来る世界最速のチャンス!
皆様のご来場をお待ちしております。

開催日  :2月6日(金)
開場時刻 :23時45分
開演時刻 :24時00分
終演時刻 :AM5時30分(予定)
★予定ゲスト: カンパニー松尾監督、ギュウゾウさん(電撃ネットワーク
※登壇ゲストは当日の状況により予告なく変更となる場合が御座います。
※舞台挨拶における、写真・動画等の撮影は堅くお断り致します。
※登壇ゲストへの花束・プレゼント等は直接お渡しする事は出来ません。劇場スタッフが事前にお預かり致します。

カンパニー松尾監督、ギュウゾウさんによるトークショーも開催!

★上映予定作品:
24:00~『劇場版 テレクラキャノンボール2013』 (132分)
26:30~『劇場版 BiSキャノンボール2014』 (120分予定)

≪チケット購入方法について≫
2/1(日)より、劇場窓口・オンラインチケット予約にて販売開始
(全席指定制・立見なし)
◆料金/2,800円均一(消費税込)

 松尾監督はまだ編集を続けてらっしゃるみたいです…

 …まぁ劇場版テレクラキャノンボール2013も公開した後に何回も編集が変わってver1.6まで行って、現在公開されてる&ソフト化されたver2.0に落ち着いたのは6月ですからねぇ。BiSキャノンボールも上映が始まって以降もちょこちょこ編集が変わっていったりするのでしょうか。楽しみです。