劇場版テレクラキャノンボール2013を毎日観に行っていた日記。

同じ映画を繰り返し観に行く、愛と狂気の日々の記録。

6月29日。32回目。上映後にQ&A大会。

 ポレポレ東中野での上映8日目。今日はトークゲスト無しのQ&A大会の日。

 表のウィンドウには貼り紙なし。

 入口にはありました。

 開演20分前に受付して64番。この日は1階のカフェの割引券とポレポレの今後の上映予定のが書かれたチラシ、そして非公式パンフレットを貰えました。

 昼間は大雨が降った日曜日の遅い時間という事もあってか、最前列には空席がある感じの客入り。ポレポレの最前列はなかなかしんどいっすからねぇ。首が痛くなります。最前列以外の席はだいたい埋まってました。

 

 上映後のQ&A大会の内容メモ。

・ 松尾監督の第一声「(本編上映が終わって)お客さんがだいぶ帰っちゃったんでね、気楽に行きましょう」

 

・ まず、上映後の挨拶から作品のネタバレ部分に関する話(詳細は省略します)。

 

・ 質問①この作品はドキュメンタリーなので、編集意図が作品の内容の多くの部分を占めると思う。どういう風な意図で編集していったか?

 →自分も旅に参加しているのでどういう事が起こったのか、という事は知ってはいるが、カメラがどういう風に何を撮っているかは実際に素材を全部見るまで解らない。

 こういった作品の編集は延々繋いでいるうちに神様が降りてくる瞬間があるが、今回については降りてこなかったのでずーっと編集していた。

 

・ 質問②質問者はAV業界で仕事をしていると自己紹介。前作の2009から2013で大体5年スパン。次は5年後の監督生活30周年のタイミングではないかと思うが、またキャノンをやるか?また、自分も参加出来るか?

 → 次回作をやるかどうかは決めてないしわからない。今やってるAVオープンのような大掛かりなイベントに参加する事があったらこの企画を持ち出す事はあるかもしれない。

 このレースは各監督が戦っているように見えてそうではない。出走者については俺なりにキャスティングの基準がある。今のAV業界で、ハメ撮りが出来て、更に相手の女優さんの背景なども撮れる人材は物凄く限られている。あなたがそういう監督になれるかどうか期待したい。

 

・ 松尾監督が映像の専門学校に通っていた時、石井聰互監督が講義に来た。自分は石井さんは好きでも嫌いでもなかったが、授業の中ですっとんきょうな質問をしてしまって怒られた。それをこの年齢まで憶えているし、思い出になっているので皆さんも質問してみましょう、という話をして質問を促す。

 

・ 質問③ この作品の制作費は?

 →新山さんと神谷さんのギャラを除いて、300万円くらい。そのうちの半分は素人の出演者のギャラ。あとは移動費や宿泊費くらいしかかかっていない。

 ※この質問をした人が続けてネタバレ部分に関する質問もしてはったんですが、質問も回答も省略します。

 

・ 質問④ AV以外の映画を撮ってみたいか?

 →(撮ってみたいとは)全く思いません。僕はAVが大好きなんです。

 情熱大陸みたいなのを撮ってくださいと言われても、僕より上手い人がいっぱい居る。裸やSEXが関係するなら自分がやる価値はあるとは思うがそうでないならやらなくてよい。